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カテゴリー: こっぺ食堂

3/11-17こっぺ食堂OPEN!!


 

こっぺ食堂の詳細な告知をいたします! 3月11日から17日までの7日間の営業です!場所は渋谷宮益坂の近くのこぢんまりとしたお店ですがたくさんの方がいらしてくださればなと思います。

 

「こっぺ食堂」とは?

こっぺ食堂とは、小さい頃から料理好きな現役の大学生であるこっぺ(あだ名です。本名は福崎康平と言います。)が一生懸命腕を振るう非定期レストランです。

多くはレストランの空き店舗を利用し営業を行っていますが、場所や形態も毎回違いますので、ホームパーティーに出張したり、イベントに仕出しをしたりもしております。

また、食材の仕入れから、メニューの制作、集客、調理、接客など、お店の運営に関わる事の多くは1人で行っております。

2010年の春に一日店長としてオープンして以来、過去に数十回にわたるお店の出店を行い、今回は1週間の営業です!

素人に毛が生えたようなものですが、ソーシャルメディアなどでのみ集客を行い、現在まで1000人以上の方に料理を提供してきました。

 

“世界を旅するこっぺ食堂”

20歳で会社をつぶした1年の記録

という記事にも書かせて頂きましたが、4/3から1年間ほど、1カ国1週間、合計50カ国を巡り、たくさんの食文化や食生活に触れ、新しい料理や食べ方などはもちろん、「食」に関する新たなビジネスモデルや面白い仕組みを作り出していきたいなと思っております。

単なる個人的な勉強の旅ではなく、1カ国で1回は現地で何かしらの形で「こっぺ食堂」を出店しながら、計50カ国、旅を続けていきたいと思っております。

今回は、その渡航資金の全額を「こっぺ食堂」の売上でのみで賄おうと考えており、海外に渡航する前の1週間のみ渋谷の場所を借りて「こっぺ食堂」を営業するに至りました!

そのため、売上が0円でしたら渡航も不可能で、売上金額が少ない場合は一時帰国して再び、「こっぺ食堂」で資金集めをして再出発致します。

 

営業日程・メニュー・アクセス

3月11日(日曜日)から17日(土曜日)にかけて1週間営業致します。

基本的にディナータイムのみの営業としておりますが、貸し切りや、なにかイベント等でご一緒に行う場合でしたらご予約承っております!ご連絡お待ちしております。

※予約状況を更新いたしました(3/7 17:00現在)

日曜日は空席に余裕がありますので、是非いらして頂ければなと思います^^

ご予約はこちらからどうぞ。

 

 

調理の都合上、メニューはコースのみとなります。ご理解いただければなと思います。

メニューはイタリア料理がベースで、

アンティパスト(前菜)

魚介をつかったパスタ料理

肉料理

デザート

ディナーコース(3000円)のみとさせていただいております。大人数の予約の際はメニュー等柔軟に対応することも可能です。

※今回は、魚介は佐渡島から直送、肉料理には、山梨県からジビエとして鹿を一頭調達いたします!なかなか食べられないと思いますので、是非いらして頂ければなと思います!

ドリンクは、ビール、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、食後酒多種類用意させて頂きます。料理といっしょにお楽しみ下さい。料理は試作してブログに再度掲載いたしますので、そちらをご覧いただければイメージされやすいかと思います。

大学を1年間休学して、覚悟を決めて望みます。是非、こちらの期間でお時間ある方いらっしゃいましたら是非ともお店にいらしてくだされば本当に喜びます!笑

もしご興味のある方は、ご連絡ください。

住所は、

東京都 渋谷区渋谷1-10-4 Maison d’U 5Fです。渋谷レンタルスペース内にあります。


大きな地図で見る
Twitter:@koppe_jp

Mail:fk.koppe@gmail.com

ご予約は下の画像リンクのフォームで受けております!よろしくお願い致します。

※もちろん、少人数でも、一人でもいらっしゃってください!カウンター席もございます。


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1年間、海外でグルメ修行してきます。


先日は去年の1年間を振り返った記事を書かせて頂き、大きな反響をいただきまして、たくさんの方に感謝申し上げます。

叱咤激励、沢山のコメントやメールをいただきました。まだ全て返しきれておりませんが、必ず全ての方に返信いたします。メッセージ、真摯に受け止めて行きたいと思います。

20歳で会社をつぶした1年間の記録。

前回のブログでは、少し言葉たらずで様々な方に誤解を与えてしまったかもしれませんが、はじめに少し補足をさせて頂ければなと思います。

最近では、Lean StartUpというマジックワードにたくさんの人が惑わされているという感じがしますが、プロとして、消費者に何か価値を提供できるまでには、やはり沢山の時間がかかると思います。

例えば学生のスタートアップを眺めてみても、Labitの@mocchiccは、13歳からウェブ制作を始めていますし、trippieceの@ishidaianさんは、NPO法人「うのあんいっち」の設立をしていたりと大学生の頃はずっと旅に関わることを続けています。

さらに、大学に入った頃からの知り合いであるシュアールの@juntoohkiさんは最近では、NHKなどに取り上げられており、活躍が目覚ましいですが、彼もずっと手話の事業を何年間も続けています。

最近お会いした、AO義塾というSkypeでの個人指導塾をやっている@sora_yoheiくんは慶應に何十人も合格させていたりと、高校時代から持っていた問題意識をうまくビジネスに落とし込んだ素晴らしい活躍例だと思っています。

彼らのすごいなと思う事は、「一つのことしかやらない事」なような気がします。一見、脆弱に見えるかもしれないですが、いくら天才だろうが秀才だろうが、時間は同じようにしか与えられないので、やはり一つの事に熱中して、それしかやらないという決断をできる人は素晴らしいなと思いましたし、若いながらも、その道のプロだなあーと感じました。

プロの入口に入るには、何事も10000時間は最低でも取り組まなくてはならないと言われています。

僕にとってウェブサービス、ITの仕組みをつくることに関して、初心者でしかありません。roomdonor.jpなどではたまたまニーズがマッチしたので沢山の方に使われたのかもしれませんが、それを普通だと考えたら到底うまく行く訳も無く、いくら小手先のテクニックを使ったとしてもその道でずっと続けてきた人にはかなわないですし、やはり自分自身プロになれることを続けていこうと考えました。

幸いにも中学生の頃から料理だけはずっと続けていました。中学高校時代は誰よりもグルメだった自負はありましたし、文化祭で自分が運営していた店で、2年連続、数十年あった史上最高売上記録をダブルスコアで更新したこともありました。

やはりこの道だったら、世界とは言わないまでも、同世代にはぜったいに負けないという自負は持てるし、大好きなことなので、その道半ばで死んだりでもしても悔いはないなと感じました。徹底的に「食」の道の人間になってその道を極められればなと思います。

ワタミの一件もあったりと、産業自体は労働集約的で、あまりカッコイイとされていないかもしれないですが、タリーズの松田さんや、スマイルズの遠山さんなどカッコイイ人もたくさんいます。自分が大好きな領域だからこそ、そんな既存のものは崩して新しく、面白い仕組みをたくさん作っていければなと思います。

1年間、海外でグルメ修行してきます。


4/3-10 台湾

4/10-17 インドネシア(ジャカルタ)

4/17-24 シンガポール

4/24-4/30 ベトナム(ホーチミン)

5/1-8 タイ(バンコク)

5/8-15 スリランカ

5/15-21 インド(チェンナイ)

5/22-29 マカオ、香港、広州

5/29-6/5 成都、チベット(ラサ)

6/5-12 上海

6/12-19 北京

6/19-26 モンゴル(ウランバートル)

6/26-7/2 韓国(ソウル)

7/3- 未定

前回のブログでも、予告させていただきましたが、1年間、大学を休学してグルメ修行と銘打って、たくさんの食の文化やスタイル、フードビジネスなどに触れてこようと思います。1週間1カ国で50カ国回って日本に帰ってくる予定です。途中、何回か日本に寄ってその成果を見せる事ができればなと考えております。

約3ヶ月おきに、アジア、アメリカ大陸、中東アフリカ、ヨーロッパを経て1年間の旅にしようと思っております。アジアは13カ国、16都市廻る予定です。その後の予定は現在調整中です。

現地の知り合いなどがいらっしゃる方は是非御紹介いただければ幸いです。(メールアドレスはfk.koppe@gmail.comです。)


現地ではいくつかのことをやりたいなと思っています。

・滞在都市でのこっぺ食堂の出店・現地の方とコラボしてのイベント開催。

・こっぺのお取り寄せ

・現地からのブログ・メルマガの更新、Ustreamやニコニコ動画などでの放送

・その他思いついた食に関するウェブサービスなどの仕組み作り。

滞在ビザの関係上、現地で資金を稼いだりする事は出来ませんが、メールマガジンの配信や、50カ国廻ってきますので、法律にひっかからない範囲内で、現地で面白いなと思ったものや検疫にひっかからない食品などのおとり寄せなどをやりたいなと思っています。また、巡りながら思った事や面白い仕組みをかんがえたらそういったものも実装していければなと思っています。

食の分野にこだわった旅にしていきたいので、旅の資金もすべてその関連で集めたお金で行きたいなと思っています。

出国前に1週間、こっぺ食堂を出店します。その売上を旅のスタート資金として出発したいなと思っております。0円になったら旅は終了。売上がなければ出発もできません。笑

出国前、最後のこっぺ食堂是非いらしてください。

3月11日から17日にかけて渋谷宮益坂近くにてお店をやります。僕自身全精力をかけて取り組みますので、是非いらしてください。

料理は、イタリアンです。少し色々と創作して提供できればなと思い、鋭意メニュー制作中です。

僕自身で料理をつくりますので、メニューは3000円のコースのみとさせてください。コースの内容は、先付・前菜・パスタ・メインディッシュ・デザートの予定です。状況により変更となる場合もありますが、ご容赦下さい。

しっかりと料金をとる分、おいしいものを、お腹いっぱい食べれるようにしたいと思いますので、是非ともお時間のある方はいらっしゃってくださればなと思います。

夜9時以降は軽食・お酒だけの提供も行います。気軽にいらしてください。

今月内は団体、貸し切りの方を優先的に予約をお受け致します。メニュー、予算等ご相談に載りますので、是非僕と一緒になにかイベントをやるという方法でもいいですし、純粋に貸し切り営業としても行う事ができます。20名以上の場合は貸し切りをお受け致します。座席数は30ほど、立食でしたら40名〜45名ほど入れると思います(多少窮屈かもしれませんが、、)

予約は、

こちらのフォーム

Twitter:@koppe_jp

Mail:fk.koppe@gmail.com

でお受けいたします。なにか質問等ありましたらご連絡下さい。


One Comment

20歳で会社をつぶした1年間の記録


久しぶりのブログ記事となってしまいましたが、この記事を書き上げるのに3、4ヶ月かかってしまいました。恥ずかしい話で、叩かれる事も承知で皆様への報告もかねてこの記事を書かせて頂きました、お時間ありましたら是非読んで頂ければなと思います。


スタートアップブーム、開演

2011年春。世間はスタートアップブームでした。ボクのまわりの優秀な人たちは、新しいウェブサービスを作って世の中をオモシロクしていく、そんな環境でした。

この秋、IVS Launch Padで優勝した「すごい時間割」で有名な@mocchiccくん達の会社、Labitは4月1日。先日サイトのリニューアルをしてにぎわせた「trippiece」の@ishidaianくん達は、3月31日に会社を設立。TechCrunchで驚異的なにぎわいを見せた「wondershake」の@Doubles9124くん達なども4月のTeclosion Spring 2011で優勝するなど、順風満帆なスタートを歩んでいました。

そんな彼らは、東日本大震災の起こる前、2011年始めや、2010年の終わりあたりから準備を初めていました。ボクが鈴木くんにお会いしたのは、2010年の12月。もっち君にお会いしたのは、翌年3月でしたが、その頃にはもう彼らはサービスのローンチへと準備を着々と進めていました。そんな中、「新生ネットエイジ」が2月にスタートし、「Samurai Fund2号」が1月末に設立される等、国内でシードアクセサレーターが台頭し、いわゆる2011年の「スタートアップブーム」が始まりました。

Pict:www.dirjournal.com/guides/social-media-marketing-enough-is-enough/


能力を“売り買いできる”バザールをつくる

そんな華やかしいスタートを遂げる彼らの横で、ボクらは細々と準備を進めていました。

2010年、11月。ボクは、みなとみらいのスターバックスでノートを書きなぐっていました。

2010年は、ボクにとってすごく有意義な年でした。料理が得意な事を生かして、ソーシャルメディアのみで集客を行う「こっぺ食堂」というお店を渋谷の青山通り沿いにオープンし、週1や1週間営業等とランダムに営業を行っていました。「場所もない。資本もない。あるのはやる気と多少のタフさだけ。」そんなボクは、最初は1人きりで、店を切り盛りしながら、営業状況をUstreamで配信したり、お客さんに「おいしい!」とつぶやかせるなど、今話題のステマをさせたりと楽しみながら営業を行っていました。次第にお客さんも入るようになり、20名程度収容の小さなお店でしたが、1日に100人近く来ることもありました。お店だけに留まらず、こっぺ食堂をきっかけにして、イベントに出張したり、ホームパーティーに呼ばれていつもと違ったパーティー料理を作ったりと、色々なことをやっていました。

すごく楽しかった反面、ボクの中には大きな大きな葛藤がありました。「こんな細々とやっていたって正直言って、自分は料理の力で言えばシェフには到底およばない。だけど、みんなはシェフと呼んでくる。違う。そんなのはボクじゃない。でも、自分で作ったモノを目の前にいるお客さんに提供できて、それでおいしい、楽しいと言ってくれる。こんな仕組みを世の中に作ってみたい!」

ボクは半年ほど続けたこっぺ食堂を一時、お休みする事にしました。それから、2ヶ月、ひたすら、ノートを書きなぐり、本を読み、ネットでいろんな仕組みを探し、次の道を見つけ出そうと躍起になっていました。

そんな中、ある一冊の本に出会いました。

pict:http://www.levision.net/?p=192

「謎の会社、世界を変える。 エニグモの挑戦。」

みなさんは、「BUYMA」というサイトをご存知でしょうか。「BUYMA」は、日本では売っていない商品や、高額な商品を、現地在住の日本人が「バイヤー」となってサイトに掲載し、欲しいというユーザーの要望があれば、個人輸入して商品を発送するという「個人同士が取引するオンラインマーケット」です。
「BUYMA」を運営するエニグモの創業記が書かれたこの本には、あることが強く主張されていました。
それは、「個人が活躍するような世の中を作り出すこと。」でした。

僕にとってこの本は衝撃でした。昔から、Fiverrという、自分の能力をワンコインで販売するマーケットであったり、面白法人カヤックの運営する「ARTMETER」、エニドアの運営する「Conyac」、Googleが福利厚生にも導入したというソーシャルパシリマーケットである「Taskrabbit」など、こういった個人が活躍するウェブサービスはそれぞれ、単体で見ていてめちゃくちゃ面白いなと思っていました。
ボクは、この本や、「BUYMA」を通して、様々な点として存在していた事が、全て線となり、ずっとやりたかった事が、急に見えてきました。

こっぺ食堂で見えた事は、「自分の能力を可視化することで、色んな人がそれを必要としてくれる。自分は何が得意で、こういう事ができますよというリストをオンラインに作り出せばきっと面白い仕組みが出来るはず。」ということでした。

とにかく、スピード重視なボクは、一緒にやるなら絶対にコイツだと心に決めていた友人を、Skypeで誘い出しました。彼も、同じような問題意識を持っていて、プログラマーとして個人で仕事を頼まれる事があり、その仕事を受ける入口の仕組みを作る事には、とても共感を持ってくれました。

「モノが個人同士で取引できるオークションという仕組みができて、世の中は大きく変わった。オンラインフリマはあたらしい販売方法を作り出した。Kickstarterなどはお金の新しい流通を作り出して大きな変革を作り出した。じゃあ、ボクらは、能力を自由に取引できるバザールをつくろう!」

それから1、2ヶ月。色々と調べるうちに、これらはクラウドソーシングと呼ばれていて、2009年あたりに小規模のブームが起きたものの、あまりウマくいったサービスはなかった。ということでした。

ボクらがとても面白いと感じていたサービスは、もうとっくにサービス化されていて、100個くらいの類似サービスがありました。しかし、どのサイトもあまりうまく行っているものはなく、当時は、プログラマークラウドソーシングであるoDeskや、デザイナー向けのcrowdSPRINGあたりくらいしかイケてるサービスはありませんでした。

僕らはそのイケていない共通点は、どのサービスモデルも、匿名性のプラットフォームである事だと答えを出しました。
「オークションであれば、モノが信頼の担保をすることができたから匿名性のサイトでも、うまくヒットしたけど、クラウドソーシングは信頼の源は人の能力だから、相手を信用できるかどうかに全てかかっている。だから、TwitterやFacebookの人のつながりや、フォロー、友人の人数、そして取引履歴等を加味した、人を評価できるような、“PageRank”ならぬ”HumanRank”をつくりだせばウマくいくんじゃないか。」

ボクら二人はその仮説をもとにサービスを作り出す事にしました。超優秀なエンジニアをもう1人加えて、3人で、早速会社も立ち上げて準備してしまおうということでとにかくスピードを意識して行動していきました。

そして、2011年、1月18日。ボクらは、「Bazaarie株式会社」を立ち上げました。人々が古代から行っていたようなモノを作ったり、見せ物をしてお金をかせいでいたバザールを再現する。そんな想いを込めて「バザーリー」という名前を会社につけました。

震災とroomdonor.jp

それからは毎日のようにパソコンと向き合う日々が始まりました。IT系のゼミに所属していることもあって、いろいろと情報量は多かったのですが、いざつくるとなるとがむしゃらに色んなモノを読みあさったりアドバイスを求めていく日々。ただ、新しい仕組みを自分たちが作ってやるんだという想いだけは誰にも負けずに頑張っていました。

そんな中、あの日がやってきました。

3・11。日本全体が大きく揺れ動いた、東日本大震災です。

ボクはあの日、横浜駅で地震を過ごしました。家に急いで帰宅したものの、避難所に避難している友達をパシフィコまで探しに行ったり、あとは、オンラインや街頭の募金をするくらいしかできませんでした。>/p>

そんな中、ネットエイジ西川さんとのやり取りの中で、「roomdonor.jp」の構想が立ち上がりました。ほんの2、3ツイートの中でしたが、それがスタートでした。

内容は、「仮設住宅に変わるような新しい被災者住居救援の仕組みを作り出す事」でした。個人の余っている家や部屋を活用して、被災者がすぐ住めるような環境をつくりだす事。これは、ボクがやりたかった、個人の活躍する世の中を作り出す。という想いにすごく近かったので、友人2人と話し合い、トップスピードで作る事にしました。


http://roomdonor.jp/

3月14日に構想が始まり、18日にローンチしました。本当に優秀なエンジニアがすぐ作ってしまった事に驚きを隠しながらも、Twitterなどで告知し、サービスを立ち上げました。

結果、2時間で10人からの住居提供、翌日には、134人、3日で1000人、1週間で2000人分の住居が提供されました。メディアにも大きく紹介され、テレビや新聞など合わせて100社近くから取材依頼をいただきました。

実際に被災者の方からも2000名ほどから、入居依頼があり、ルームドナーからの提供数も600名分ほどとなりました。300名ほどがルームドナーを利用して入居し、仮設住宅に変わるあたらしい被災者救援の仕組みを作る事ができました。

急激に上がった評価と苦悩

ボクはroomdonor.jpを通して、様々なことに出会いました。NHKに密着取材されるなんてことも初めてでしたし、新聞の社説にボクらの活動が載る事も初めてでした。博報堂や電通との共同でルームドナーの取り組みがトランプになったりするなど、たくさんの社会人が評価していただき、いろんな会にも呼ばれ、多くの期待をいただきました。

しかし、そんな上がり続ける評価の中で、ボクらの感覚の麻痺、そしてチームの崩壊がどんどんと迫ってきている事が、ボクは知る由もありませんでした。

新サービスの開発に取り組む為に、roomdonor.jpの運営を学生ボランティアに引き継ぎ、本サービスの開発を再開しました。その時に、roomdonor.jpで上がった評価がボクらの頭の中にへばりつきました。

「クラウドソーシングサービスを作るより、roomdonor.jpをもっと発展させたサービスを作った方がヒットするんじゃないか。」

「クラウドソーシングサービスは、ジャンルの選定やカテゴライズがめちゃくちゃ難しい。その前に実際に潜在的なユーザーが多いと見込まれるroomdonor.jpを発展させよう。」

確かに、ボクらの目標は個人が活躍する世の中をつくることでした。しかし、次第に次第にボクらの本当のやりたい事、やれる事とは少しずつ遠ざかってしまいました。

エンジニア2名と、ボクを加えた3人のチームでの仕事の分担は、フロント、バックエンドの作業と、ボクがデザインやマーケティングを中心に行っていました。エンジニアの2名は、ずっと色んなサービスを作ってきたので、方針転換には柔軟に対応できたかもしれませんが、ボク自身は次第に、出来る仕事が少なくなっていました。

pict:作りかけのデザイン案

正直言って、デザインは三流、マーケティングはちょっと得意だけど、サービスローンチ後の仕事。クラウドソーシングの仕組みであれば、まずジャンルを料理が得意な人に選定して、仕組みをくみ上げていく事はできましたが、住居マッチングのシステムでは、ボクは正直、何をすればいいのかわからないまま、がむしゃらに作業をしながら、ただただ時間だけが過ぎていきました。

このとき、本当に「ああ、ベンチャーは役割分担なんだな。」と感じました。頭では分かっていた事ですが、ウェブ業界で、自分が貢献できることはそんなに無い、まだまだ実力不足なんだ。そう気づいたのは、夏が過ぎた頃でした。

それでも、ボク自身はなんとかしがみつこうとしました。一度やり始めた事をすぐ辞める事はどれほど情けない事か、ということを考えると夜も眠れないくらいの状態でした。ひたすら画面のデザイン案を作成し、ああでもこうでもないとメンバーと話しながらも、ボク自身のリーダーシップの不足で、サービスの開発も思うようには進んではくれませんでした。

一時は、roomdonor.jpの盛り上がりで、自分たちはウェブ業界で大きな事を成し遂げられるんだ!なんでもしっかりサービスを作れば絶対にヒットする。とにかくバンバンサービスを作ってやろう!たくさんの人も応援してくれてるし、俺ら、才能はあるんだ!くらいのアホほどな自信過剰さに頭の中が支配されていました。それは、メディアに大きく取り上げられたボク達の誤解でした。

メディアは使うことはあっても過度に信用しない方がいい。実力以上に評価されることがどんなに辛いか、ということを色んな人を通じて分かっていたつもりだったのに、ボクらは本当は何も分かっていませんでした。本当に好きなコトであればどんなに評価されようと、自分のスタイルを貫けたのかもしれないですが、入ってまだまだ浅い環境の中で、自分たちはただ、トレンドを追っかけていくつまらない起業家志望の学生にしかなっていませんでした。

新しいヒカリ

そんな葛藤を過ごしていたら、いつしか秋になっていました。震災から半年、会社を創業して9ヶ月、友人を誘い出してから11ヶ月。ボクはあることを決めました。

それは、全て辞めるということでした。

喧噪な東京の街並から離れ、関西で1人でじっくりホテルで考えを巡らせた結果でした。

数ヶ月散々しがみついた結果、自分は何も結果が残せない。やりたかった事の1%も実現できず、たくさんの人に迷惑をかけた。けれども、せめて自分が胸を張って頑張れる事をやろうと、心に決めました。

「起業は頭でするものじゃない。体でするものなんだな。本当に本当に好きなコトを、1秒も惜しんで、給料がたとえ0円だったとしても意思を貫けることを仕事にするべきだ。だけど、自分は今そんな人間になれてない。なによりもカッコワルイ。ぜんぜんこっぺ食堂をやっていたころの方がカッコよかったじゃないか。何をデカい仕組みを作ることばかりかんがえて焦ってるんだ自分は。」

じっくり頭の中で結論を出して、メンバーの2人に相談しました。2人はすぐに受け入れてくれました。

卵の殻すらやぶれなかった自分が本当に情けない一方で、この決断をしたことが、自分の中で一筋の光を見せてくれる事になった。今でもそう思っています。

次また、新しいことをやろう。

そんな気持ちにさせてくれました。

ボクは派手に起業して、たくさんの人を巻き込んだり、自分を過大評価してもらうくらいがんばって露出させていく、ということは極力しないようにしていました。なので、会社を作った事もroomdonor.jpを作る時も、あまり誰にも相談せず、そっとやっていました。有言実行よりも不言実行の方がカッコイイかなというそれだけのことですが笑。

でも、それはある意味、自分自身に自信が無かったのかもしれません。結局、会社を立ち上げても、新しく作るサービスのモックをたくさんのひとに見せてたくさんのフィードバックをもらうようなこともしませんでした。あまりひけらかしたくない、のではなく単に自分の本当にやりたい事ではなかったのかもしれないですし、自分が最大限パフォーマンスを発揮できる舞台ではなかったのかもしれません。ならそんな場所からは早々と撤退した方が、周りの方々にも失礼な目を合わさずに済むかなと思いました。

pict:http://news.nationalgeographic.com/news/2010/09/100909-science-space-zodiacal-light-pyramid-skywatching/

これから。

やっぱり、ボクの好きなコトは、料理を作ったり、おいしいものたくさん食べたり、料理を通して沢山の人とコミュニケーションしたりすることだなということを痛切に感じました。同世代で周りに負ける事は無いと自負できるのは、この分野にしかないかなと思いました。

少なくともこれからの数年間はこの世界に生きようと決めました。結果的にまた、ITに戻ったとしてもフード系のサービスしか作る事は無いと思います。やはり、沢山の人を巻き込めて沢山の人に影響を与えられる事をやり続けていければなと思います。少なくとも、こっぺ食堂では少しはその片鱗を見せる事が出来たんじゃないかなと思います。

来年、1年間大学を休学することにしました。

何人かの方にはお話させていただきましたが、1週間1カ国、50カ国くらいを目処にして、世界中のおいしいモノを探してこようと思います。日本人が好きそうなものがあれば持ち帰りたいなとも思ってますし、逆に日本のモノを何か輸出できるかどうかも考えながら巡ってこようと思います。

もともと、フルカスタマイズできるファーストフードに魅力を感じていて、消費者が自分でメニューを作れる仕組みなどを研究しながら旅を続けていこうと思っています。オールドな業界な、飲食業会ですが、その中で新しい仕組みを作っていける人間になれるよう、頑張っていこうと思います。

さらに、必ず1カ国では1回、こっぺ食堂を開いていこうと思っています。観光ビザで行くのでいろいろと制約がありますが、「場所もない、設備もない」トコロで色々やってきたので、力さえ多少あれば場所にとらわれず色んな事ができるんだ、ということを見せられれば良いなと思っています。

タフな旅にはなると思いますが、その旅の中でも、面白いコトや、新しいコトにいろいろと挑戦していこうかなと思っています。

4月2日にまず、日本から台湾に向かう予定です。そこからまず、3ヶ月くらいでアジアを15カ国ほど巡ってくる予定です。

ですので、それまでの2ヶ月間、いままでお会いさせて頂いた方、お会いできていない方にもたくさんお会いさせて頂ければなと思っております。
そして海外に向かう前も、久しぶりにこっぺ食堂をやろうと思っています。3月の頭に渋谷近辺でやろうと思いますので、興味のある方いらっしゃれば是非メールいただければ決まった際に連絡致します。

また、スポンサーや支援してくださる方も、沢山探しておりますので、自分自身でも開拓している最中ですが、興味を持ってくださる方がいらっしゃればご連絡頂ければ幸いです。

連絡先はこちらです:fk.koppe@gmail.com

起業家とアントレプレナー

「トレンドの最先端を追いかけるよりも、トレンドを創り出す立場になった方がはるかにExcitingである。」

サンマイクロシステムズとシスコシステムズの日本法人を創業者として立ち上げた松本孝利さんの言葉だそうです。

起業家とアントレプレナーとは、似て非なるものだと思っています。
ボクは、2010年の11月から、3月、roomdonor.jpを運営していた頃までは、自分自身でトレンドを創り出していく、「アントレプレナー」であったと自負しています。しかし、いつのまにか、トレンドの最先端を追いかけて、道に載っていこうとする「起業家」になってしまっていたような気がします。

本当に好きなコト、ずっと続けている事でしかトレンドを創りだして、道をつくる「アントレプレナー」にはなれないんじゃないかなと思います。

ボクは中学、高校時代にたくさんの歯がゆい思いをしてきました。成績は下から数えた方が早かったですし、部活をやっていたわけでもなかったので、「超平凡なつまらない学生」でした。ただ、ボクが「つまらない学生」じゃなくなるのは、食べ物の世界にしかないと痛感したので、「好きなコト」を貫いてみようと、思います。それで失敗したらまた次を考えていこうと思います。

ミーハーになった瞬間、もう違う事をかんがえた方がいい。そんな事を痛感させられる1年でした。

大学1年生の頃から、スタートアップ界隈の人と仲良くさせていただいて、色々と自分なりにも見ていましたが、2011春から1年間のスタートアップの盛り上がりは、ボクがウォッチしていた時代の中では一番大きなものだったと思います。これから、新しいモノが生まれ、古いもの、つまらないものはどんどん淘汰されていくと思いますが、その中でもやはり、自分の意思を持ち続けられるかどうかが、肝心だなと周りを見ていて感じます。

もし、このブログを読んでくださった方の中で、これから起業したいと思う学生の方や、新しいコトをはじめようという方がいらっしゃったらぜひ、ボクの1年間を通して伝えられることがもしあるとするならば、「トレンドを創れる人間に慣れるように心がける」という事だと思います。そういう人になって頂ければなと思います。

ボクでよければいつでもお話に伺うので、起業したい、という方などはメール下さればなと思います。いろんな方も出来る限り紹介したいです。

最後に、一緒にがんばってくれたメンバーと、相談に乗ってくれた、ゆうや、かんなさん、川村さん含めたくさんの友人。そして父親に感謝です。

お叱りを受ける事も覚悟でこの記事をかかせていただきました。何か思う事がありましたら、メールや、コメントいただければ幸いです。

Twitter:@koppe_jp

mail: fk.koppe@gmail.com

福崎 康平


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1週間限定大学生シェフレストランこっぺ食堂営業報告 #koppeshokudo


営業終了後から、やや日にちが経ってしまいました。ちょっと私用が重なってしまい。4、5日遅れての日記更新です。

4月から初めて5回目、今度は1週間で営業しました。こっぺ食堂。

長いようで時間が止まったかのようにあっという間にすぎていった1週間でした。


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今回でラスト。渋谷コラボカフェの大学生の月イチレストラン、いよいよ今週土曜日から1weekOPENです!#koppeshokudo


いつもお世話になってます。こっぺ食堂です。いよいよOPENが明後日土曜日18:00〜となりましたので、ご連絡します。
渋谷コラボカフェでの営業は、今回で一区切りつけさせていただきたいと思います。

■■こっぺ食堂1week 7月31日〜8月6日OPEN!■■


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